誘拐犯と警察(アドリブ多め)2:0(2:1)

誘拐犯(男):

警察(男):

(女の子):

(※女の子に関しては、セリフというセリフはなく、誘拐犯と警察が会話している中で自由に泣きまねを演じてください。泣き練習にお使いください。女の子は居なくても構いません

変な始まり方になっていますので最初の部分にアドリブを入れて話を繋げても構いません。言うならば‥未完成品というわけです。)


警察「もう、出てるから。ね、わかる?逮捕令状と家宅捜索が出てるから。もうこれどうにもならないんですよ。

…ほらもう‥泣いてるじゃん‥早く開けてください」

誘拐犯「…………………やっぱりプライバシーの侵害だと思います」

警察「いや、だからね?もう裁判所からもこれ出てるから。ね?‥わかる?日本語わかる?リピートアフタミー?わ、か、る?」

誘拐犯「わかります。」

警察「わかるんでしょ?わかるんならこの字も見える…」

誘拐犯「わかりません」

警察「なんでこれがわからない!?・・・・逮捕令状って書いてあるでしょ」

誘拐犯「タイホ・・レイジョウ?」

警察「なんで英語調に言うの・・なに外人の日本語難しいなーみたいな感じで言うの。じゃなくて・・ちゃんと書いてあるでしょ…

わかりました、一旦渡しますよ・・ちゃんと、ちゃんと読んでください」

誘拐犯「……ほぉ…こういうもんなんですね……とりあえずコレ・・・・・・トイレに流していい感じですか」

警察「いや、ダメでしょ。トイレに流しちゃダメでしょ・・トイレに流すもんじゃないですから・・お尻ふきのペーパーでもなんでもないですからソレ…返してください。はいはい・・はい、どうも。……ね、これでわかったでしょ。ほら、さっさとチェーン外して

ください」

誘拐犯「……そのチェーン……絶対外れないようになってるんです」

警察「じゃあどうやって今かけたの…今さっきかけたよね・・ギリッギリのところでかけたよね」

誘拐犯「かけるのは簡単なんです。外すのができないんです」

警察「じゃああんた、ずっと出れないじゃない。ずっとその手でガンガンガーンてやっても出れないじゃない。あんた、出れるの?」

誘拐犯「…………気合で」

警察「出来るわけないでしょ。…気合でどうにかなるもんじゃない・・ドア・・もうこれ…手のひら入るくらいでしょ?

あんた、顔も入らないよ…唯一出入りできるの猫ぐらいだよ。

もうとりあえず開けてください。もういるのわかってるんで。あなた、子ども誘拐したでしょ。」

誘拐犯「してません」

警察「いや、したでしょ。・・もう、周りの住人の人が見てるんですよ。ね、わかってるでしょ。ほら、開けてください。

もうこれ以上・・ね。罪を重ねる必要はない。ね…?」

誘拐犯「大丈夫」

警察「なにが」

誘拐犯「ここでは私が法律です」

警察「いや、あの、日本では国が法律なんで」

誘拐犯「俺が日本です」

警察「いやだから、あなた日本じゃないですから。なに急にジャパニーズ語ってんですか。……ほら・・もう…ひっくひっくって泣いてんじゃないですか・・」

誘拐犯「だから引き笑いです」

警察「引き笑いじゃないでしょ。なんで今の時期に引き笑いしてんですか・・おかしいでしょ…泣いてるんでしょ」

誘拐犯「今、お笑いのテレビ見てるんです」

警察「お前が勝手に見てるだけだろ。別に引き笑いさせるためにお笑いのビデオ見せてるわけじゃないでしょ」

誘拐犯「"彼女"も楽しんでるんです」

警察「今、"彼女"って言ったね。俺、"子ども"としか言ってないからね。・・いるんだろ?もう・・そこに。早くもう・・ほら、外して。もうこれ以上…罪を重ねる必要はないから・・ね?」

誘拐犯「……ハァ……そんなに俺の黒歴史が見たいんですか」

警察「ちがう。それ傷を広げるって言うの。自分の傷広げてどうすんの。……あの…『罪を重ねる』のと『傷を広げる』のじゃ

違うから…だいぶ意味違ってくる。………ほらもう……あなたの黒歴史とか聴いてる暇ないんですよ。あの…ハァ…もういいや……分かりました。それ聞いたら気が済んでチェーン開けてくれますか」

誘拐犯「……いいでしょう」

警察「…ハァ…じゃあ分かりました。もう聞きますから、聞いたら、チェーン開けてくださいね。」

誘拐犯「……私の黒歴史……約…二年前。」

警察「結構最近だな」

誘拐犯「私はとあるところでとあるコトをしていました」

警察「それ、深く聞いてもいい感じですか。とあるコトってなんですか。それ聞かないとなんか…黒歴史の内容が全然分からない…」

誘拐犯「そうですね…いわゆる……"コスプレ"ってやつです」

警察「あ…あぁ…そっちすか。…あー…コスプレ。…だいぶ、黒歴史ですね…結構やばいですよ。

…しかも今はTシャツにパンツ一丁ですからね。それで黒歴史語ってもらったらだいぶやばいね。・・うん、すっごい危ない。聞いてるこっちが恥ずかしくなる………とりあえず、ズボン履いてきてもらっていいっすか…ちょっと…それだけでもだいぶ変わるんで。」

誘拐犯「……ズボンはうちにないんです」

警察「貧乏人か。だいぶ貧乏人か。・・ホームレスの人でも普通にズボン履いてるからね?…あのー…とりあえず…あー…もうめんどくさい・・めんどくさ!…あの、ちょっと、ニッパー持ってきて!ニッパー!」

誘拐犯「なにをする気ですか」

警察「いやもう、このチェーン切るんですよ。」

誘拐犯「このチェーンは切れないと言ったはずです」

警察「いや、切れるから。普通に切れるから。…ほら・・もう・・早く…・・早く!早く持ってきて!!」

警察「あぁはい、持ってきたね。・・はい、いきますよー。あなたの目の前で切りますからね。いきますよー。…あの、危ないから。どいておいたほうがいいですよー。どいてたほうが・・いだっァ!?いだだ!あんた、なんで今いきなり扉締めようとしたの。」

誘拐犯「チェーン切られるわけには・・いかない。」

警察「チェーン切られ・・ちょ、誰か・・誰か扉開けてて!扉開けてて!すっごい力だなこいつ・・すっごい…ちょちょちょちょ…ニッパーが!ニッパー引っかかってるから!離して!は!な!して!危ないから!はなして!」

誘拐犯「とりあえず。・・この扉はそのまま…開きません。」

警察「いや開くでしょ。あなたが手を離せば開くでしょ。………ほら…女の子も‥ほら、泣いてるじゃないですか。

早く解放してあげて‥!」

誘拐犯「…フゥ……引き笑いです」

警察「もういいです。引き笑いはもういいです。思いつかないからって引き笑いで誤魔化さないでください。」

警察「…!ほらほら‥今、聞こえた。めっちゃ聞こえた。いるんでしょ?」

誘拐犯「いません」

警察「いるでしょ」

誘拐犯「いません」

警察「いるんでしょ!」

誘拐犯「…………いません」

警察「いつまで言うの。…もういるの分かるから‥。もういいですか‥…ほら、いきますよー‥ほら、今、足でがっちりガードしてますからねー。いきますよー‥3、2、1。(パチンッ)はい!確保ー!確保ー!」

(この後はアドリブでお楽しみください。女の子が喋りだしても良し。誘拐犯が逃げ出しても良し)

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元々は友人が一人でぼーっと一人芝居していたのをのんびり( ..)φメモメモしたのがこの台本です。

なので、ちょっと文章が変だったり、します。

mikiです。

mikiが気まぐれに作った台本を置いています

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