『魔王ちゃんと勇者達』2:1
魔王(♀):
勇者(♂ 不問可):
魔法使い(♂ 不問可):
15分~
勇者「はぁ‥はぁ‥長い道のりだった‥‥ついに‥魔王城に…!!」
魔法使い「さっさと魔王倒して帰ろうぜ‥」
勇者「はぁ‥!雑魚共はさっさとくたばれぇぇ!!」
魔法使い「ファイヤー!ファイヤー!」
勇者「お前はファイヤーばっかだな!!!」
魔法使い「だって俺、これしか使えないもん」
勇者「よくここまでこれたな…‥」
魔法使い「そんなに褒められても‥ファイヤー!しかでねぇぜ」
勇者「いらないいらない」
…
勇者「さぁ‥とうとう魔王の部屋の前に着いた…」
魔法使い「あー‥疲れた‥もう一言もファイヤーとか言えねぇ。…ファイヤー!」
勇者「言えてんじゃねぇか」
魔法使い「・・・・・・・・・・・テヘ」
勇者「お前は馬鹿か、大丈夫か、病院いくか?魔王の前に病院行っとくか?」
魔法使い「病院は間に合ってるんで。」
勇者「拒否してんじゃねぇよ」
魔法使い「た~のも~!」
勇者「道場破りか」
…
魔王「ひぇ‥!?」
勇者「え」
魔法使い「お」
魔王「…‥‥‥ひゃぁぁぁぁ!!!へんたいいいいいいいいいい!!!!!」
勇者「し、し、し、し、しつれいしましたあああああああああ」
魔法使い「ふん。見事な裸体だ…」
勇者「お前はじっくり見るんじゃないの!!」
魔王「早くでてけぇぇぇぇ///」
勇者「…‥いや‥これはもしやチャンスじゃ…。…おい魔王!」
魔王「こっちをみるなあああ!!///」
勇者「いだっ!?」
魔法使い「当然の報いだ」
……
魔王「…うぅぅ…っひぐ‥ぅ‥」
勇者「あー‥えー・・その節は‥大変申し訳ありませんでした‥‥」
魔法使い「あ~あ。い~けないんだ、ま~おうな~かした、な~かした~」
勇者「貴様は小学生か!!!!!」
魔王「ひぐっ‥うぅ‥うわぁあぁん‥」
勇者「あぁあ…もう‥そんなに泣かないで魔王‥」
魔法使い「また魔王泣かしてやがる、このおんなったらしが!」
勇者「なんでそうなる…」
魔王「まだ‥誰にも見られてなかったのに…もう‥およめにいけない…」
魔法使い「まさか‥生娘‥!?」
勇者「魔王に生娘もあるのか」
魔王「…ばーかばーか‥あほ‥へんたい‥!」
勇者「まて。変態は否定しないが‥馬鹿とアホは否定させてくれ‥!!」
魔法使い「いや‥魔王の裸を見た勇者なんてお前だけだぜ‥‥グッジョブ‥!」
勇者「何がグッジョブなのか、順を追って説明しろ!!」
魔王「ぴーまんあたま‥」
勇者「どういう意味だそれ」
魔法使い「なるほど‥そういうことか‥!!」
勇者「なんでお前はそこで納得してるの」
魔王「ぴーまんの中身ないもん」
勇者「まさかのすっからかん!?俺の脳みそは何もない!?」
魔法使い「魔王‥グッジョブ!」
勇者「お前はどっちの味方だよ」
魔王「…( ´・∀・`)b 」
勇者「何この二人。なんで意思疎通してるの」
魔王「むぅ…ところで…なにしにきたの…?」
勇者「え、それはもちろん・・」
魔法使い「回れ右してかえろう!!!」
勇者「お前はここに何しに来た!!」
魔法使い「え~?冒険?」
勇者「いや、冒険したけれど・・なんのために冒険したと思ってるの!?」
魔法使い「そうだな・・摩訶不思議なアドベンジャーを探しに来たのかな」
勇者「お前、いろんな方面から殺されんぞ」
魔法使い「・・・・テヘ」
勇者「テヘ・・じゃねぇよ!・・なんだろう殺意が芽生える。こいつの顔見てると殺意が芽生える」
魔王「…おなかすいたなぁ…」
魔法使い「おなかがすいた!?ならこのチョコレートをしんぜよう」
魔王「……ちょこきらい」
魔法使い「仕方ない!このキャンデーもつけよう!」
魔王「クロウェルが・・きゃんでーはむしばになるからたべちゃだめっていってた」
魔法使い「だいじょうぶ!!このキャンデーはね!キシリトールと言って、歯にとてもいいものが入っているんだ!!!」
勇者「お前はなぜ魔王を餌付けしようとしている」
魔法使い「え?だって可愛いんだもん!!」
勇者「お前は本当にここに何しにきたの」
魔法使い「え?旅?」
勇者「あれ、おかしいな。さっき、これと似た会話をしたような…デジャブ・・?」
魔王「…まだ帰らないの?」
勇者「あ、いや・・俺たちは君をたお…んっん、魔王!お前を倒しに来たんだ!!」
魔法使い「あ、俺はパスで」
勇者「貴様!!!!裏切るのか!!!」
魔法使い「だって、可愛いは・・正義だ!!」
勇者「お前の正義はいつだって間違ってる!!」
魔法使い「ま、僕は戦闘には参加しないんで、あとはよろしく」
魔王「ぼくをたおしにきたの・・?」
勇者「あっ・・あ、あぁ!そうだ!」
魔王「…ぅ・・怖いよォォ・・!!わぁぁぁんッ」
魔法使い「え。こいつ・・また泣かしてやがる・・!!」
勇者「え・・俺が悪者・・?」
魔王「うわぁぁんッ」
魔法使い「勇者・・お前・・正気か・・!!?」
勇者「お前が正気か!!?むしろ、気は確かかてめぇ!?」
魔法使い「ま、魔王を泣かした勇者は・・お前が初めてだぜ!!」
勇者「まぁ初めてだろうな、普通泣かねぇもん」
魔王「ひっぐ・・うぅ・・」
魔法使い「まだ泣いてんじゃん・・お前、謝れよ・・!!」
勇者「あれぇ!?ここって俺の謝る場面なの!?」
魔法使い「あの、早く謝ってくれませんかね、巻で。」
勇者「貴様、どこぞのプロデューサーか」
魔王「うぅ・・ひっく・・ぁ」
勇者「あぁぁ!!もうわかったよ!!謝ればいいんだろ、謝れば!!!!」
魔法使い「いつもそれだけ素直になればいいのになぁ」
勇者「うるせぇ。あー・・どうもすみませんでした」
魔王「・・・・・・・・ゆでたまご」
勇者「ゆでたまごの意味がわからない・・誰か翻訳して・・」
魔法使い「ははは、なるほど、そういうことか」
勇者「え。お前わかるの・・」
魔法使い「フッ。俺にかかればこんなもん、楽勝さ」
勇者「じゃあ、なんて言ったの」
魔法使い「・・ほら、お前、自分のあたま見てみろよ」
勇者「……禿げてねえよ」
魔法使い「え・・そうだったの・・!?」
勇者「てめぇ・・まじで冗談じゃすまねえぞ」
魔法使い「いやあ~めんごめんご!!」
勇者「おまえ、それ知ってる奴いねえぞ」
魔王「クロウェル・・今日のおやつなぁに・・?・・!アップルパイ!やった!」
勇者「あーもう!お前が変なこと言ってるせいで、向こうは和やかモードじゃねぇか!!」
魔法使い「いや~もう・・可愛いは正義だよねぇ・・//」
勇者「いや・・もう・・それは置いとこうぜ」
魔王「…お兄さん。早く帰ってくれないかなー・・」
勇者「いや・・俺たちはお前をたおしに来たんだけど・・」
魔王「・・いたいの・・や」
魔法使い「お前・・無理強いは・・良くないぞ」
勇者「いや、だからお前はどっちの味方なの・・」
魔法使い「俺は・・正義の味方・・・・故に!!可愛いは正義!!!!」
勇者「なにそれ。流行らせたいの?お前」
魔王「ぼく・・あのお兄さん、きらい・・!」
魔法使い「やーいやーい!wお前、嫌われてやんのー!w」
勇者「魔王に好かれる勇者なんてどこにもいねえだろうが」
魔法使い「そうなの!!?」
勇者「いや、そうだろ!」
魔王「お兄さんたち・・漫才師?」
勇者「漫才師じゃねぇよ!」
魔王「ッ・・すぐどなるぅ・・・・うっ・・ぅ・・」
魔法使い「お、また泣かすか?勇者」
勇者「もうこのくだりはいい!!!」
魔王「ぼく・・どうしたらいいの?」
勇者「え。いや・・倒されるか・・封印されるか・・どっちかに・・」
魔王「いたいのいやだ・・」
勇者「あ・・じゃあ封印で・・」
魔王「封印されたらなにもできなくなるから…やだ・・」
勇者「あ・・なにこれめんどい・・」
魔法使い「あ・い・うえい!」
勇者「もうわけわからない」
魔王「・・クロウェル・・転送魔法ってまだあったっけ…?・・あー・・リリスの国か・・むぅ・・仕方ない…」
勇者「お前がわけわかんないことしてるから、俺ら転送されそうになってるじゃねぇか・・!」
魔法使い「うーん」
勇者「お前何考えてんだよ」
魔法使い「俺は今、大事なことに気がついた」
勇者「なに」
魔法使い「トイレにいきたい」
勇者「はぁ?」
魔法使い「もう漏れそう」
勇者「いやいやいやいや」
魔法使い「もう・・俺のダムが決壊寸前だぜぇ・・」
勇者「あ?!!もう!わかった、ちょっとまってろ!・・・・魔王・・ちょっとトイレ貸してもらってもいいか」
魔王「・・いいよ。えっとね・・ここを出て、真っ直ぐ行って右に曲がって真っ直ぐ行って左に曲がって左に曲がって真っ直ぐ行って右に曲がって…」
勇者「あー・・わかった。」
魔法使い「といれどこ!!」
勇者「俺にもわからない・・」
魔法使い「え、いや、嘘だろ!?」
勇者「覚えきれなかった…」
魔法使い「もうダメ!!!もれる!!!!!」
勇者「あぁもう!!わかった!!テレポートで・・テレポートで一番近い町に戻ろう!!
魔法使い「っうん★」
勇者「そういうことだから、魔王、また今度来る!!」
魔王「もう来なくていいのに・・」
勇者「いや…またこさせてください・・おねがいします・・!」
魔王「はぁ・・来て欲しくないけど・・」
魔法使い「また!くるぜ!!マイハニ~!!」
勇者「決壊寸前の割にはまだ余裕が有るな・・」
完
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初投稿のmikiです。
今回は簡単なギャグ台本です。
ノリでやっちゃってください。
連絡先Twitter⇒miki17Minecraft
mikiです。
mikiが気まぐれに作った台本を置いています

2コメント
2018.08.31 12:44
2018.08.30 06:59